相続税のe-Tax申告件数 令和2年度は2万2847件
2021/05/24
国税庁はさきごろ、令和2年度のe-Tax利用件数を公表した。
それによると、令和2年度分の利用件数は全税目で前年度より増加しており、総利用件数は4899万7487件となった。前年度の3984万6460件から915万1027件増加した。
税目別に利用件数を見ると、所得税が1338万1884件(前年度:1093万7729件)、法人税242万4547件(同:236万8882件)、消費税(個人)82万2110件(同:66万9481件)、消費税(法人)174万9338件(同:172万5177件)、贈与税28万1380件(同:25万4155件)、酒税3万7877件(同:3万7362件)、印紙税8万8760件(同:8万6173件)。
2019年(令和元年)10月から相続税においてもe-Taxによる申告が始まったが、今回初めて利用状況が公表されている。それによると、令和2年度の相続税の利用件数は2万2847件だった。
なお、法定調書の利用件数は249万6268件(同:237万2296件)、納付手続きは1034万9950件(同:812万8964件)だった。